水. 7月 3rd, 2024

せっかく板金トレーニング用車両も購入しましたのでラッピングに続いて挑戦したかったのはデントリペアです。車についてしまった小さなへこみ(エクボ程度)をデントツールという専用工具を使い修復しする方法です。一昔前はこのツールが講習を受けた人しかてに入れられなかったのですが、今はAmazonで「まがい物」が沢山出ているので真似事ならできるようにないりました。

Youtubeにも作業の様子が出ていますが、仕組みも単純やっていることも簡単そうなのですが、いざ自分でやると「超難しい」かったです。隙間からL字に曲がった棒をさしこみ、回転とテコの原理で患部を押す訳ですが、表面しか見えていないので全くの手探りでどこを押しているのかさっぱり分からないのです。押してみたら鉄板が浮くので大体の場所は分かるかと甘く考えていましたが、いくら軽自動車の外装とはいえ棒の先で押した程度では面全体が微妙に動くだけで検討もつきません。修正するときは何十回も同じ所を押して変形させるそうですから一回押したくらいじゃ何も変わらないんですねぇ。
結局、ドアの凹みを直すのに内張を外して棒の先端が当たっている所を外と中から確認しつつ作業しました。ちなみに内側は塗装もなく反射で画像を確認できないのでエクボ程度の凸(外からの凹は内側では凸になりますね)はどこにあるか全くわかりません。触ってみても感じる事はできませんでした。外と内を交互に見て当たりをつけました。


一応、凹みが目立たない程度にはなりました。押しすぎると凸になってしまうので、外から叩いて調整したりしてなかなかに大変でした。
使用した治具は下記の写真のものです。Amazonで5500円でした。
その下にある写真は同じくAmazonで最初に買った物ですが、棒が太すぎて差し込み出来ず、さらに先のパーツがプラスチックで一瞬で折れて使えなくなりました。10分で返品しました。買っちゃダメです。

グルーガンでピンを取り付けてブリッジのような道具で引っ張るというパターンもチャレンジしてみました。外側からのみで対応できるものです。
結果から言うと、車の外装では無理じゃないかと思います。穴を開けてフックで引っ掛けるか、金物を溶接して引っ張るのであれば出来るのかもしれませんが、接着剤の強度の方がはるかに弱く何度やっても全く直る気配すらありません。形状で強度をもたせているバイクのタンクくらいなら直るかもしれません。

By K HIRAI

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