水. 7月 3rd, 2024

1週間で3台買いました(笑) ナンバー6409、6410、6518です。
プレオは売れそうな気がしないのですが、マイルドスーパーチャージャー搭載モデル(60PS)でこの丸目、距離も44000km、自分がハマってしまい競ってしまいました。
引き取りに行った際に、「艶消し!傷多し!まぁ仕方ないな」というのが第一印象でした。
もう一台大きなワンボックスをお持ちのオーナー様でしたので、こちらは「足」だったのでしょう、車内も結構放ったらかし状態でした。が、走り出してみると機関はとてもいいです。
エンジンはスーパーチャージャーも良く効いていて中低速のトルクがバッチリです。サスペンションも重たい車体でだるい感じはしますが、ガタゴト感もなくスムーズで良く動いています。ガタの来ているプレオが多いと聞きますが、これはめっけもんだと感じました。まずは色々と最低限キレイにしないととても商品には見えませんので頑張ります。

写真で車両の「美しく無さ」を表現するの難しいですね。絶対にホンモノより良く見えます。
ネットサイトでも「実物よりキレイに写っています」と良くコメントされていますが、実際に見た通りに悪い場所を伝えるのは至難の業です。両目で立体的に見るのと単眼レンズで見るとの差もあるのでしょうけど、といかく実車はひどいんです(苦笑)

ひたすら磨き作業を続けていますが大変です。いざ作業を始めてみると分かっていたより傷、くぼみが多く、そしてバンパーに大きな凹み、大丈夫?これ商品になる?レベルです(笑)
でも、実は結構希少なグリーンメタリック、そして塗装自体はクリア剥げも色褪せも無い良い状態。とにかくキレイな所は徹底的に磨いてそれっぽくしてみます。何せ車としての機能は抜群なのでもったいないです。

スバル車定番?の運転席パワーウインドウスイッチがガタガタで動作不良でしたので、社外品新品で交換しました。今まで扱ったスバルの軽100%壊れてました!R2は社外品が無くて中古がヤフオク!でも超高価なのですが、プレオのこれはAmazonで買えました。助かった。

Dmotionでの販売で大きな重要度を占める足回り系もチェックしました。
先にも書きましたが、引き取って帰ってくるときに全く違和感を感じられませんでしたので、ブッシュ系は問題ないのは何となくわかっていましたが、次の車検時に点検が必要なドライブシャフトブーツやブレーキパッドなどもバッチリOKでした。
この車、フロントの車軸がとても軽く回ります。デフのギアの劣化や、ブレーキキャリパーの戻り、ハブベアリングのヘタリなど、普通15年以上もたてば何かしらのフリクションが発生しますので多少重たいのは当たり前だとおもっていますが、タイヤを外した状態でハブボルトの部分を持って廻してもクルクル回ります。とても気持ち良いです(嬉)
そしてリヤをチェックしていて気が付いたのですが、このプレオも4輪独立懸架です。それもロアアーム2本です。贅沢すぎます!スズキやダイハツのこの時代の車のリヤを見てから、これを見ると同じ軽自動車には絶対見えません。こだわりのスバル!まぁこんなに凝っていたら商売的にはキツイでしょうね。調べてみたら軽でFFで4輪独立懸架ってこのころのスバルだけじゃないですかね。そういう意味では貴重ですね!

売ることよりも自分が気に入ってしまって買ってきてしまった車なので、また余計な事をしてしまいました。ホイル塗りました。グリーンメタリックにはゴールドのホイルだろ!というのが自分のポリシーでして・・・。それも良く見てください。リムの一番外だけ元のシルバーになるようにマスキングしました。4輪独立懸架のスバルとやっている事が同じです。こんなに凝ってても商売的にはキツイでしょうね。バカですね(笑)

そういえばこのMINILITEというホイル、自分はもともと良く知りませんでした。昨年の夏にやはり気に入って買ってしまって未だに売らずに自分で乗ってしまっているミラジーノにもついていて、AE86世代の自分にはワタナベのエイトスポークと同じにしか見えなかったのですが、調べてみるとこちらの方が元祖でした。イギリスで1963年から作られているようで、RSワタナベは1972年からなのでRSエイトが後なんですね。そして平成15年頃にこのMINILITEを採用していた軽自動車はミラジーノ、ヴィヴィオビストロ、プレオネスタという事で、このころからスバルとダイハツは協業していたんでしょうか?
実は上で紹介したパワーウインドウスイッチも差込みコネクターの形状は異なりますが、ダイハツとの共通部品のようです。

気に入って保有してしまっているミラジーノ(加速すごいです)


純正ラジオ&CDでしたので、Dmotion定番のナビ取り付けしました。車両価格に影響しないようにヤフオク!でかき集めているので古いですが、車よりは新しそうです。
エクリプスAVN57HD(平成19年6月発売モデル)
スバルのこの頃の軽はラジオアンテナが純正本体から直接出ていて運転席足元で中継しているため、社外品を付ける時にはラジオアンテナ延長コードが必要になるんですよね。モノタロウがすごく安いのでまとめてストックしていました。ちなみにワイパー(ゴムだけでなく金具込)もモノタロウ安いです。40cmモデルで300円しません。

丸三日磨き上げてここまで仕上がりました。
例によって写真では極上車のように写っていますが、バンパーの大きな穴+凹み、無数のエクボと擦り傷で近くから見るとかなり・・・です。ですが、塗装の状態自体はとてもよく色褪せクリア剥げはありません。特筆すべきはルーフで、一番クリア剥げとかの被害を受ける部位なのですがこの車は車体前部の中でルーフが一番程度がいいです。ルーフが高いので見えにくいのが残念ですが。とにかく磨き甲斐はありました。深いグリーンメタリックにシャンパンゴールドのホイルがマッチしています(自画自賛)

★8/9 追記
本日、走行中に高速からのブレーキングでジャダーが発生することが判明しました。70キロ以下では出なかったので気が付きませんでしたが高速道路の料金所で気が付きました。ブレーキディスクの歪みでしょうか。チェックして対策します。

★10/30 追記
長らく自家用車になってしまっていますが、ジャダーの改善を試みました。
高速からのブレーキングでのジャダーなので、経験から下記の3項目をチェックしました。
1、ブレーキローターの歪み → 全く問題のないプレオRSのローターと交換しましたが、同じ症状が再現されるのでローターの歪みではありませんでした。
2、キャリパーの固着 → 以前所有していたパジェロで固着の発熱から激しいジャダーを誘発したことがありましたのでチェックしましたが、ピストンもピン部もスムーズです。走行後にホイルが熱を帯びることもないので引きずりもありません。そもそも手でも軽くまわりますからね。
3、アライメント → この車、純正でものすごくタイヤが内側に入っているので前後ともスペーサーをかましていたので外して、アライメントも測ってみました。右前ほぼ0度、左前微妙にトーインと、アライメントも全く問題ありません。
という訳でまだ原因を突き止められていませんので、販売再開にはもうちょっと時間がかかりそうです。

傷がとても多いので時間に任せて目立たなくなるよう努力しています。※板金塗装ではありません。元よりマシになる程度のDIY作業です。
左上より元の状態→耐水ペーパー#1200で削る→薄付けパテをもりもり塗る→凹んでいる所だけパテが残るように耐水ペーパでまた削る→パテの上にタッチアップする→ペーパーとコンパウンドで削る。
最初は凹んでいるところに何度もタッチアップして埋めようとしたのですが、乾くと著しく体積が減ってとても無理っぽいので、パテ埋めすることにしました。
また写真4枚目の状態で本来はスプレーなのでしょうが、今まで色が合ったことがなくいかにも「ここ補修しました」感になってしまうので、タッチアップして削ることにしました。
あっちこっちあって、特注色なので高いのにタッチアップ1本では足りませんでした・・・。

★11/18 追記
ジャダーに関して、フロント回りの問題ありそうなところをほぼ調べたのに原因が見つからなかった為リヤ廻りを疑うことにしました。走行中にパーキングブレーキを掛けリヤだけブレーキを効かせればドラムブレーキに問題があるかわかるのですが、プレオは足踏式で解除するのに更に踏み込まないといけないため、ハンドブレーキのように気軽に試せませんでした。ましては高速でしか症状が出ないのでなおさらです。が、覚悟を決めて試してみると見事にジャダーが再現されました。犯人はドラムブレーキでした。(もっと早く気づけよオイ!)
プレオのドラムブレーキはセンターナット外さなきゃだし、固着していて取れないこと多いから無意識にそこであってほしくないと避けていたんですね・・。

33mmのソケットレンチにフロアジャッキのハンドル部を取りつけて、エイヤとセンターナットを外し、旧車ばかり扱っているので当然のように持っていたドラムカバープーラーを使ってドラムブレーキのチェックです。距離が4万キロ台で以前に一度交換しているようでシューは厚みもあり物もキレイでした。グリス漏れも無さそうだし、可動部も良く動いています。
が、フロント側のシューの上部、つまりブレーキ作動時にドラム側に引っ張られて自動的に制動力が上がる箇所の摩擦材がちょっとザラついていたので、ここがホッピングしてジャダーが出ているのではないかと踏んで、#800のペーパーで周辺部をきれいに均しました。下の写真の赤く着色している部分です。

元通り組みなおし、クリアランスの調整もして、テスト走行してみましたところバッチリ直りました。ただシューの摩擦材の問題(例えば社外品とか)とすると使っているうちにまたザラついてきて同じ症状が出るかもしれませんね。原因さえ分かっていればすぐに対処できるのでひと安心です。3ヶ月半ぶりに販売再開いたします。

写真を販売車両のページにアップしてあります。
https://dmotion.biz/?page_id=55

By K HIRAI

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