水. 7月 3rd, 2024

Yahooショッピングでなかなか良い物をみつけてしまったので、素っ気ないレース用ヘルメットをカッティングチューンしてみました。https://store.shopping.yahoo.co.jp/nstyleshop/100010130.html
このシート、ヘルメット用に最高だと思います。
1、奇麗な艶ありリメタリックで色も豊富
2、接着面にエア抜きの溝が入って貼り付けが楽
3、3次元曲面対応の柔らかいシート
4、A4サイズでの販売
自分的にはこれ以上の選択肢はありません。
エヌスタイルというお店で、他にもマジョーラ、各色カーボン、マットなど凄い品ぞろえです。

施工するのは黒いジェットヘル(Arai GP-J3)。
もともと恰好いい(と思っている)リカルドがレッドブルだった頃の鈴鹿GPでのレプリカGP-5もあるのですが、軽くて左右確認がしやすく、マツ耐の時の通信(無線禁止なので車内接続のLINE通話)にも声が届きやすいジェット型の方がとても使い易いのです。
何より自分は、曇ったり暑かったりで、シールド下げて乗る事ないですから・・。


3Dの曲面に貼るので型取からはじめます。
紙をヘルメットに押し付けて鉛筆でスケッチしたものをカットしてから、曲面に這わせてイメージ通りになるまで何度も作り直します。2枚目以降はデザインのつながりも確認しなければならいので、完成した型紙をヘルメットにセロテープで仮止めして合わせこんでいきます。

型紙が完成したら、この型紙をスキャナーで読み込み、自分愛用のJUSTSYSTEM「花子」の背景に貼り付け、なぞって線化したものをCADデータ(DXF)で保存します。
画像データからベクトルデータを検出してくれるソフトもありますけど、データがやたら大きくなってカットに時間がかかります。さらに適当にハサミで切ったグニャグニャの線を後でキレイに補正しなければならないので、自分は最初から図面データを作成しています。
このデータをカッティングマシンのソフトで読み込んで、サイズを調整しシートをカットすれば素材の準備はオーケーです。ウチにはカッティングマシンはシルエットカメオ3とRolandステカSV-15がありますが、最近はシルエットカメオばかり使っています。
以前通常のカッティングシートでヘルメットに施工したことがありますが、シワがよってしまうこととエア抜きで大変苦労しました。その点今回のシートはカーラッピング用なので柔らかくてシワがはいりにくく、接着面に溝切してあるのでエアも簡単に抜けました。さらに、表面に薄いクリアの保護フィルムが貼ってあるので施工時にゴシゴシこすって小傷がついても心配ありません。最期に剥がすとピカピカです。素材も進化していますね~。

先日のマツ耐でさっそく使いましたよ!

By K HIRAI

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