月. 7月 1st, 2024

2020年9月に購入頂いたスバルのR1Rが、また手元にやってきました。
ちょっと狭すぎるのとMTが良いとの事で、コンパクトカーの5MTを納車し下取りで戻ってきました。軽のくせに4気筒16バルブツインカム、4輪ともストラットサス、。スバルこだわりの車です。
こだわりすぎて、マニアなメンテを続けないと異音、オイル漏れバリバリのちょっと神経質なヤツでもあります。この個体は距離5万キロ、オイル漏れ無しの良好車なのに、とても気になる所があります。
ルーフのクリア剥げです。古い軽自動車の宿命ではありますが。

自分が知っているスズキやダイハツはクリア部がパリパリと剥がれて下の塗装まで痩せちゃっているのが多いのですが、これはクリアは頑強に残っているのですが、その表層に無数の傷が付いているという感じです。2020年に納車したときは簡易に隠したいとの事で下処理せずにAmazonで売っている安い黒ラッピングシートを貼って済ましました。
ラッピングシートって結構薄いので、下地の凸凹(傷やガサガサ感)が全部表にでており、格安ラッピングシートで伸縮性が乏しく一部シワが寄ったりしていましたので、今回全部剥がしてあらためてちゃんとしたメーカー品(3M)ラッピングシートを貼る事に決めました。

ほぼルーフ全体に傷、白ボケがあるので、これを削ってキレイな表面にしてからシート施工します。
施工手順(Dmotion自己流)
1,#400の耐水ペーパーでクリア部をガリガリ削る。クリア層から下地塗装面に移行すると削った液体の色がかわってくるので分かる。
2,大雑把にクリア層を削って下地塗装とまだらになっている状態で#800の耐水ペーパーで残っているクリア層を慎重に削る。
3,クリア層が全部落とせたら#1200の耐水ペーパーで均一に均す。
4,#1000までのペーパーマークが落とせるコンパウンドで磨く。
下の写真、左側はすでに施工済みで、右側がいまから施工するところです。

削っていて気がついた事なのですが、一番上の元の状態での左側は紫っぽくて、右は深緑っぽいですね。元の色(タッチペンで調べた)は左の紫っぽい方です。赤や青い車は退色して下地の塗装の色が変わってしまっていますが、この車は塗装は劣化しておらず表層の古いワックスかクリア層そのものが黄変しているようでした。また一番下の写真で黒っぽくなってしまっている所はさらに削りすぎてメタリック部がなくなりベースのソリッド色の所が出てきてしまった状況です。この先に地金が見えてしまうという最終段階(やりすぎ)があります。
素人が電動サンダーやポリッシャーなんか使うとあっという間に地金まで到達してしまう(経験済)ので、地道に手作業でやりました。根気と筋力が必要です笑。
丸二日かけてやっとここまでなりました。

色はまだらですが、ラッピングシートを貼る下地ができていれば良いのでこれでOKでしょう。
あとは3Mのラッピングシート2080-HG12 ハイグロスブラックが来るのをまつばかりです。
シート貼りは素人一人では失敗するのでバイト(娘)を雇って後日アップします。


By K HIRAI

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