水. 7月 3rd, 2024

いつもお世話になっているGear+の会長さんから、「初期型インサイトを手放す方がいるんだけど廃車にするのはもったいないから乗らないか」との打診を頂き、やはりいつも一緒に車遊びをしている高校同級生3名で共同所有することになりました。
目的は去年一度参加して思いのほか面白かった「エコ耐久」に参加するため。
初期型インサイトはオールアルミ外装で車重が850kgと軽自動車並みでかつ低重心なので、ノーマルでも結構それっぽい走りが可能です。
「エコ耐久」はそれなりの知識と経験がないととても勝ちにはいけないけれど、それでも出るからにはやっぱりある程度そのつもりでて・・ということで準備にとりかかります。

まずはメーター内にある燃費計をリセットするスイッチが機能していなかったので、スイッチ基盤の交換のためにインストゥルメンタルパネルを外しますが、思ったより色々外さないとダメでした。もっと簡単に取れるようにしておいてよ~。

消費燃料を10cc単位で管理できるように、バイク用のデジタル燃料計を取り付けます。メインコンピューターがまためんどくさいところに付いています。インジェクションの信号線から分岐を取って接続します。純正ナビ&オーディオの場所はラップタイム計測用のタブレットを取り付けられるように改造しました。

インサイトはリアゲートの形状上後方確認が難しいので、左右後方から接近する他競技車両を確認するために左右後方モニターも設置。まるでGTカーのようになってきました(笑)そして最後の仕上げです。

エコカーレースは燃費が重要なので攻めることは無いのですが、経験上バケットシートがあったほうがドライバーの負担(ノーマルシートだと足を突っ張ったり、ハンドルにしがみついたりしてそれなりに疲れる)が格段に減るので、マツ耐の時に使っていたフルバケットを引っ張りだしました。
しかし、そもそも初期型インサイトのシートレールなんて既に新品で売っていないので、ヤフオクで手に入れたリクライニング用のシートレールに幅調整のステーを取り付けて、フルバケット用のオプションパーツを固定、さらに純正シートベルトのソケットを取り付けるためのステーを自作。他の人も乗る車ですから、真面目に構造検討しました。JAFの車両規定から構造材の厚さやボルト径、個数も計算しましたよ。

※2020/5/27に過去のブログを復元しました。

By K HIRAI

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