水. 7月 3rd, 2024

正月明けに大々的に整備を行って復活した「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」君。
さっそく、習志野の駐車場から船橋に戻るアシとしてデビューしました。
今まで10インチの折りたたみ自転車だったので結構しんどかったのが、とても楽になり「直した甲斐があったなぁ」とほくそ笑んで走っていたのですが、家に着く直前に異変が・・・。
坂道でペダルを漕いでも空転する感じです。車でいうとクラッチが滑ってる感じ。
その後徐々にトラクションが抜け、家の100m手前のところでいくらペダルを踏んでも空回りして前に進めなくなりました。リヤのスプロケットが空回りしてタイヤにトラクションを伝えられなくなっていました。さっそく分解して様子を見てみると・・。


リヤスプロケットから大きなネジが出ていて、それがホイルの中心軸(ハブ)にねじ込んであるのですが、そのネジの付け根が捻じ切れていました! 普通に坂道発進しただけですよ。関取が乗っていたわけでもありません。なのにこんなに太い(中は中空ですが)ネジが切れるものでしょうか?
こんなところが壊れたら直すのにママチャリ1台買えるだろうな・・と、復活1ヶ月でお払い箱になるところでしたが、一応巷のネットの情報にお世話にになりつつ自分で安くなおせるかチャレンジしてみることにしました。自転車の修理は自分にとってホントに新鮮です。
知っている人には基本中の基本なのでしょうが、自分はリヤホイル周辺の機器はすべてセットなのだと思っていましたが、「ホイル(ハブ)」と「フリーハブボディ」と「スプロケット」は分解できて、型が合えばパーツ変更も出来るんですね。
この業界では日本の「シマノ」がシェア85%と、インテルとかDJIのような凄さを発揮しているようです。ルイガノもカナダの自転車ですが当然のように「シマノ」のパーツがついていました。
となると工具類もパーツもAmazonなどにあふれていて、早速スプロケットを外す専用工具をポチしました。たったの1,299円。No.22のボックスレンチを使用して緩めます。

この特殊工具も種類がいくつかあったのですが、ネットで色々調べているとちゃんと目的の物にたどり着きました。外し方をレクチャーしてくれる動画なんかもあって便利すぎです。

スプロケット、無事取り外せました。
ネットショッピングで調べると、シマノの「フリーハブボディ」という物は普通に購入出来そうです。が、種類があるので特定しなければなりません。スプロケットを外せばどこかに型番が書いてあるかと思ったのですが、どこにも見当たりませんでした。

「スポーク数が32本」「フレームの受け間距離が135mm」「リムブレーキ」という条件で絞っても何種類も出てきます。写真で見る限り全くの同じ形の物は販売されていませんでした。
そして、これ交換する際にはスポーク全部はずしてホイルを分解して付け替えるんですね。結構面倒くさそうです。ウチの自転車は旧いモデルなので、古めのブログによく名前がでてくるFH-TX500という型番が一番汎用性が高いのではないかと踏んで、これのネット販売を検索しました。
値段的には樂天のお店が一番安かったのですが、monotaroのサイトの関連グッズの欄に興味ある図面が・・。この⑦のパーツって、もしや壊れたパーツ単体では?

この品番から画像検索をかけてみました。似てる、けどタップのピッチが狭い気がします。
というわけでさらに調べてみましたら、フリーハブはホイル軸であるハブを作っているメーカーがハブとセットで製作しているのであって、シマノのスプロケットが付いているからと言ってシマノ製ではないらしい。シマノ製のスプロケットを取付られるようにフリーハブ外ケースに付いている凸凹をシマノのスプロケットに合わせてある、所謂「シマノフリー」製品というわけです。
シマノの製品はハブ軸に「SHIMANO」とちゃんと書いてある。ウチのはどこにも何も書いていない。ハブ&フリーハブのメーカーは自転車屋さんに聞かないとわからないでしょうし、シマノみたいに安く買える物ではないでしょう。
となると、やはり上記のシマノ製フリーハブセットを買って、ホイルを分解して組み付け直さないといけないという事でしょうね・・・・。注文するか。


By K HIRAI

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