金. 7月 5th, 2024

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車検整備

まずはナンバーをつけないと試運転もできませんので車検取得の整備です。
基本点検整備項目は
1、光量確保のため、ヘッドライト磨き(バッチリ磨きました)
2、燈火類、ホーン、ワイパーの点検(全部問題ありませんでした)
3、ドライブシャフト、ラテラルロッド、ロアアームのゴムブッシュの点検
4、下回り錆の補修(後述)
5、マフラーの点検(穴ありました。耐熱アルミテープで補修しました)
サイドスリップと光軸は予備検査場のおやじサンが安くやってくれるのでいつもお任せです。

ゴムブッシュは左前のロアアームボールジョイントのブーツからわずかなグリス漏れがありましたので交換しましたが、これが思の他苦労しました。
パーツは「大野ゴム工業 ( OHNO ) ポールジョイントカバー (ダストカバーブーツ) DC1635」でAmazonで翌日午前中に届きます。こんなに楽出来てはディーラーに行くことはまずないですね~。
さて、ロアアームの取り外し自体は大型のボールジョイントセパレーターで何とか出来ました。そうそうこの工具「ボールジョイントプーラー」などの呼称で売られていますが、外すパーツであるボールジョイントのボルト頭を押す工具なのでどうもプーラーという呼び方に抵抗があります。引っ張ってるのはナックル側ですからね~。2種類持っていて一個は標準的な支点が軸固定の物、今回使ったのは下の写真のような少し変わった構造をしているものです。支点が工具の外側にあり、中央部の赤矢印のボルトを回す事により、作用点がボルト頭に水平になるように調整することが出来ます。軸固定に比べて動く箇所が多いため動効率は悪そうですが、ボルトに斜めに力が入るのがどうにも気になるので重宝しています。

さてボールジョイントは分離することができましたが、問題はダストカバーブーツにありました。グリスが漏れているという事はゴムが弱っているという事で、外そうとしたところ勘合部を残してビリビリと破けました。下の写真は残っているゴムを全部取り除いた後ですが、硬化して固着しているものを、ヒートガンで熱しては先の細いマイナスドライバーで剥して(裏側なんて想像を絶する大変さです)を繰り返し、この作業だけで30分はかかりました。

あとはグリスをたっぷり詰めて、新品のブーツをスペシャル治具でグリグリ押し付けてはめ込みます。この治具、ブッシュを油圧プレスで抜くためのオーダー品のカラーで、偶然サイズがピッタリでした。この型番のブーツはダイハツ、スズキで使用できる車種がとても多いのでこんなピッタリサイズ、ラッキーです。元通りナックルに差し込み、このままではボールジョイントが供回りしてナットを締められないので、ジャッキで持ち上げ1Gを掛けた状態でナットを締めて完了です。

以上の点検整備を以て、1月5日にナンバー取得致しました。       記 R4.1.5

By K HIRAI

One thought on “ダイハツエッセL 低走行車”

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