月. 7月 1st, 2024

先日白ボケたルーフのクリア剥がし処理を済ませ、風の無い日を待って、ラッピング貼りを行いました。以前に処理せずにラッピングを貼ったのですが下地の凸凹が丸見なのと、Amazonで売っている安いラッピングシートを使用して大失敗だったので再施工です。
今回のラッピングシートは「3M 2080」というラッピングシートの2大メジャーブランドです。
HG12 ハイグロスブラック 1524mm幅×1mで11500円です。
ちなみにG12(グロスブラック)とHG12(ハイグロスブラック)の2種類があり、HG12の方が平滑度が高いく値段も高いです。その分下地の処理精度の要求も高いです。
以前買って失敗したラッピングシートは無名のコレです。
2021年時点では1524mm幅で2060円/m(2024年現在2990円/m)だったので10mも買ってしまったのですが・・・。今回の3M2080と比較して何が違うかというと、
1, フィルム自体が分厚くて固い。そのため折れ目が付きやすい。
2, 保護用のクリアフィルムが貼ってあるが、これが本体フィルムより伸縮性がなくて施行時に伸びないので剥がして施工せざるを得ない。
3, 接着材が強く、張り直しをしようとして剥がすのが困難。無理するとフィルムが伸びきってしまう。またエア抜きもしにくい。
そんなこんなで、前回はR1のルーフを3分割で貼りました。それでも折れシワやエア膨れが多く素人施工にしても見られた物ではない仕上がりでした。

今回は約5~6倍の単価のフィルムですので、やっぱり全然施工性が違いました。
1.5m×1mの1枚施工なので、最初の仮のせ時には娘だけでなく妻まで手伝ってもらって3人掛かりでギリギリでした。フィルムが薄くて熱を掛けなくても結構伸びるので引っ張って引っ張ってピトっと載せる感じです。空気抜きは最初は軽く手やヘラでこすって押し出します。これも結構簡単にできます。この製品は圧力をかけると接着面のカプセルがはじけて接着力が上がるので、軽くこすっている限りは接着力が弱くエアが抜けやすいようです。表面の保護材もサランラップよりも柔らかいくらいでちゃんと施工時に機能しています。そもそも先の格安品のパリパリの保護材が問題ありすぎなんですがね。

何カ所か小さなシワが出来てしまいましたが、以前と比べると月とすっぽん並に良い仕上がりです。
以前ORACLEのフィルムを貼ったときも比較的上手に出来たので、やはりラッピングフィルムは正規品でないとダメですね。
自分でスプレー缶するより安い値段で買えてしまうフィルムというのは、当然それなりの理由があるということです。とにかくエア抜きができないですからね・・・。

By K HIRAI

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。