水. 7月 3rd, 2024

お付き合いのある業者さんが納車した車ですが、ETCとカーナビが作動していなかったのでお客様の近所であるウチに修理依頼を戴きました。自分は整備工場勤務が全くないので整備士の受験資格がなく、仕事として人様の車の整備はできませんが(普段は自分名義の車なので整備しても良いのです)、今回はアクセサリーの電気工事ですので大丈夫です。
しかし、自分の格安軽自動車なら内装も電装もパパッと外しちゃうのですが、人様のそれも比較的新しい車となると内装外すのが一番緊張します。ディーラーから作業手順書をもらったり、ネットで複数調べたりして準備万端で臨みました!

いざやってみると、いつも扱っている15年前の軽自動車と組付け方なんかはそう変わっていないんですが、やっぱり緊張しますね。
でも、ですね、これだけ準備して万全にやったのに、オーディオパネルは既に爪が折れて存在していませんでした。この車仕入直前に純正カーナビから社外品に取り換えられていたそうで(そのせいでちゃんと動かないのですが・・・)その際にバキバキとやっちゃったんでしょう。自分の緊張を返せって感じです(笑)。
さてETCの方ですが、電源端子がプラプラの状態で何も繫がっていません。元々使っていた物のはずなのになぜワザワザ電源を抜いているのか?常時電源とACC電源が必用なので、ちょうど外したナビの背後にある電源コードから分岐しようと計画しました。
ナビの方は、「地図動かない、設定出来ない」の状態だったのでGPSアンテナも車速・パーキング信号もないんだろうと踏んでいましたがその通りでした。電源とアンテナ線のみ繫がっていました。
車速パルスの取る場所を調べてみると、定番のカロッツエリアとかクラリオンのページに該当車種が無いんです。?何故と思ったらちゃんと純正部品で用意されていました。

この「のれん分けハーネス」をヒューズボックス付近にある空きコネクターに繋ぐと必用な電源やパルスなどギボシ端子で取得できるわけです。該当コネクターを探してみると・・・

ありました。そしてそのすぐそばに居るのがETCの電源端子です。
ハイもうわかりましたね。従来はここに「のれん分けハーネス」がついていて、ETCも純正ナビの信号などもそこから取っていたんですが、前のオーナーもしくは業者が純正カーナビごとハーネスも外しちゃったんです。
という訳で、のれんハーネスとGPSアンテナを発注して、車速などのセンサーコネクターはストックから自作しました。

Amazonからコネクター類届きました。前日の14時に注文して、翌日の10時半に届きました。
配達員さんにもよりますが、これは凄い事ですよね。
お陰様でお昼には作業完了しました。

By K HIRAI

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。